活動拠点に変換 ― 有休空間のオフィス活用―
空間の力と向き合って
廃校を利活用したインキュベーションオフィスの空間づくり。
旧理科室を魅力的なオフィス空間に、鉄筋コンクリート造の力強い建物と向き合い何を残し何を加えるか考えてみました。
必要最低限の壁造作はバランスを意識した抜けを残し、解体ヶ所は極力減らしノイズとなる部材等は塗装にて目立たなくさせスッキリさせ、力のあるシンプルな空間に対し優れた意匠の家具で空間の間を取りしっかりとしたオフィス空間が生まれました。
オーナーからの要望
設計事務所らしい空間にする為、家具のコーディネートも含めた提案を。
人が集まりやすく応接にも耐えうる場所になる様、空間価値を高めて欲しい。
リノベーション概要
- 天然木の床研磨+蜜蝋ワックス塗布
- 間仕切り造作と透明ガラス引戸の設置
- 壁塗装、中古家具の選定及び調達