結局お目当ての洋食屋さんがお休みで伊勢佐木町〜馬車道へ。
久々の勝烈庵。

普通に美味しくて、建物も派手では無いが落ち着くこのお店。
特に2階が好き。

一人だったので何とな〜く心地良さを醸し出す要素を拾ってみた。
・入口の木製引戸
・普通ののれん(文字はとても良い)
・のれんをくぐった時の声
・調理に集中するコックさん
・雰囲気のいいお客さん
・堅木(ナラかな?)のテーブル
・同様に「勝」の文字が彫られた椅子(座面は張替続けてある)
・壁の棟方志功の絵
・麒麟麦酒と控えめなお通し
・カツを運んで来た時に「ご飯とお吸い物は?」と。(ビールを飲んでいるからタイミングを計ってくれる)
・ベテランも20歳前後の若い給仕も気持ち良いきちんとした接客
・その給仕さん達の目配り
・持ち帰っても使える吉野杉のお箸
・お吸い物のお椀
・お会計の時、業務的ではない言葉のトーン
・etc…

実はインスタ映えと言われる料理はほぼ苦手。
お客様に驚いてもらいたいとかあるのかもしれないけど、その先に売上みたいのものが見えてしまったり・・・

一見普通の様だけど、ちらほらとこだわりが見え隠れしたりして。そんな奥行きが心地良さを感じさせるんだろうなぁ。
長く続くお店、好きです。